Rには手軽に三次元描画を行うことができるライブラリ rgl が含まれています。
このライブラリを使うには、まずRコマンドライン上でライブラリインストールを行います。
install.packages("rgl") # CRNのミラーサイトを聞かれたら近い場所(Japan(Tokyo)等)を選択
次に三次元の点データを読み込みます。
ここでは以下のようなCSVファイル(コンマ区切りテキスト)が C:/work/xyz.txt として保存されているとします。
1.2, 0.1, 0.5 3.2, 0.3, 0.2 2.9, -0.5, 1.0 3.8, 1.0, 0.3
この三次元の4点の描画は以下のように行えます。
xyz = scan("c:/work/xyz.txt", list(x=1, y=1, z=1), sep=",") # CSVファイルを読み込む xyz # 読み込んだデータの表示 # $x # [1] 1.2 3.2 2.9 3.8 # # $y # [1] 0.1 0.3 -0.5 1.0 # # $z # [1] 0.5 0.2 1.0 0.3 library(rgl) # rglライブラリ呼び出し rgl.clear() # rgl初期化、可視化ウィンドウを表示 rgl.bg(color="gray") # 背景色をグレーに変更 rgl.spheres(xyz$x, xyz$y, xyz$z, color="white", radius=0.05) # 各データの位置に半径0.05の白い球を描画 numList = 1:4 # {1, 2, 3, 4} のリストを作成 rgl.spheres(xyz$x, xyz$y, xyz$z, color=numList, radius=0.5, alpha=0.5, shiness=0.25) # 各データの位置に半径0.5の半透明(透明度0.5)の球をそれぞれ違う色で描画 rgl.linestrips(xyz$x, xyz$y, xyz$z, color="yellow", lwd=5.0) # 各点の間に黄色の線を描画(lwdは線の太さ指定) rgl.texts(xyz$x, xyz$y, xyz$z+0.2, numList, color="white") # 各点のz座標に+0.2ずらした場所に1-4の番号を表示