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生物物理計算化学者の雛

主に科学に関する諸々を書き留めています。

JR切符の上手な使い方:途中下車、往復割引、回数券、学割、青春18きっぷ、金券ショップ

出張や帰省のために鉄道で移動することはよくあります。

JRを使う場合、乗車券(切符)の買い方や使い方にちょっとした工夫をすることで、運賃を節約できるケースがありますので、把握しておくとよいでしょう。

詳細はJRのサイト http://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/02a.html を参考にしてください。


途中下車と乗車券の有効期限

JRの通常の乗車券では途中下車をすることができます。(特急券は途中下車できません)
例えば、名古屋から博多までの乗車券があれば、途中の駅(岡山、広島等)で一旦改札を出ることが可能です。
自動改札で切符が回収されないか不安な場合は、駅員さんに確認するとよいでしょう。

私の経験では、東京―大阪間を新幹線で移動中に、静岡駅で途中下車しましたが、その際には自動改札に切符を入れたところ、きちんと乗車券は手元に戻ってきました(当然ですが、新幹線の東京駅―静岡駅間の特急券は回収されて出てきませんでした。)

ただし東京・大阪等の大都市近郊区間内を移動する際には途中下車ができないようです。詳細はJRのサイトを確認してください。

営業キロ(移動距離)が 100 km を超える場合、乗車券には営業キロに応じて2日以上の有効期限が定められていますので、1日目は名古屋から広島まで移動して広島のホテルで一泊し、翌日に広島から博多まで移動するということも可能です。

ただし特急(新幹線)を使う場合は、特急券の途中下車はできませんので、名古屋―広島間、広島―博多間の特急券を別々に購入する必要があります。

下図のように、途中下車を利用することで名古屋―広島―博多の場合は 2,380 円 を節約できます。

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営業キロ 600 km 以上の距離ならば1割の往復割引

600 km 以上の営業キロの場合、乗車券を往復で購入することで普通運賃部分については1割引きの往復割引を受けることができます。

例えば東京―岡山間の片道普通運賃は 10,480 円(往復で 20,960 円)ですが、往復割引(1割引)を利用すれば 18,860 円になります。
(特急券は割引されませんので注意)
きっぷあれこれ > 割引乗車券:JR東日本

往復で購入した切符の有効期限は片道切符の2倍(例えば600-800営業キロであれば片道4日、往復8日)となりますので、出張期間が往復切符の有効期限に収まらない場合は往復割引を利用することはできません。

学割の2割引と重複して適用されます。(0.9×0.8 = 0.72, 72% になります)


回数券(在来線):10回分の運賃で11回分乗れる

営業キロが 200 km 以内の区間であれば回数券を購入することができます。
10回分の運賃を支払うことで11回分の回数券になります。
(実質的に約9%の割引)

1回分で1枚、計11枚の回数券になりますので、複数人で分けることも可能です。

ただし途中下車は不可能ですので注意が必要です。
(途中の駅で降りることは可能ですが、切符は回収されてしまいます)

使用期限も3か月と短いので注意しましょう。


回数券(新幹線):6回分

新幹線にも回数券(自由席、指定席両方ともあり)があり、割引率は5%程度です。

例えば、東京―名古屋間(指定席)の通常運賃は 11,090 円 ですが、回数券では6回分で 62,160 円(1回あたり10,360円、割引率7%程度)になります。

指定席の回数券では、乗車前にみどりの窓口や新幹線の券売機で、座席の指定をする必要があります。

こちらの使用期限も3か月です。


学割:2割引

学生であれば、学校で発行される「学生・生徒旅客運賃割引証」をみどりの窓口に提出することで、2割引きの学生割引乗車券を購入できます。(営業キロ100km以上の場合)

ただし、割引は乗車券についてのみ適用され、新幹線などの特急券には適用されません。

営業キロが 600 km 以上であれば往復割引も重複して適用されます。


青春18きっぷ

3月~4月上旬、7月下旬~9月上旬、12月中旬~1月上旬にだけ利用できるかなりオトクなきっぷです。

普通列車のみが乗り放題になるきっぷ(例外あり)で、現在の価格は5回分で 11,850 円(1回あたり 2,370 円)です。
1回分で1人が1日乗り放題になり、5人で1日使うこともできますし、1人で5日間使うことも可能です。
片道 1,200 円 以上であれば、1往復するだけで元がとれることになります。

特急に乗ることはできない(特急券だけを別に購入してもダメ)点は注意が必要です。

学生の長期休暇期間と重なっていますので、実家に帰ったり旅行するのに使う人がかなり多く、有名なきっぷです。


金券ショップ

需要の多い駅間であれば金券ショップで定価よりも安い価格で乗車券を購入できるケースが多いです。(例えば回数券のバラ売り)
また、1回あたりの単価はやや割高になりますが、18切符のバラ売りもされています。

他にも、株主優待券がおトクになる場合もありますので、チェックしてみてください。