サーバ筺体・ベアボーンメーカーであるsupermicro社のウェブサイトに良さそうな新製品の情報が載っていました。
3Uサイズの筺体に12ノードを搭載できる製品であり、「Coming Soon」となっているので近いうちに発売開始されるようです。
各ノードの概要は以下の通りです。
(詳細はメーカーサイトを参照 http://www.supermicro.com.tw/products/system/3U/5037/SYS-5037MC-H12TRF.cfm)
CPU | Xeon E3-1200 or E3-1200 v2 シリーズ(4コア)×1 |
MEMORY | ECCメモリ、最大 8GB×4枚=32GB |
HDD/SSD | 3.5インチドライブ×2 または 2.5インチドライブ×4 |
電源は12ノードで共有しています。
以前supermicro社の3U8ノード製品(http://www.supermicro.com.tw/products/system/3U/5037/SYS-5037MC-H8TRF.cfm)を触ったことがあるのですが、コンパクトで使い勝手が良さそうでした。
また全ノードアイドル時の消費電力は8ノード計320ワット程度とかなり低く、8ノードで電源を共有しているおかげか電源効率も良さそうでした。
1ノード当たり単価もスペックを抑えれば10万円程度にできるようですので、以前書いたようにパソコンを大量に買うのもよいですが、この3U8ノードあるいは新しく出る3U12ノード筺体で、必要となるスペースおよび単価を抑えつつノード数を稼ぐ方針もかなり魅力的です。
1ノード当たり3.5インチHDDを2台搭載できますので、Hadoop, GlusterFS等の分散ファイルシステムにも向いていますし。